2020年、国産メーカーでは続々とEV車の新車情報が流れてきました。
では海外メーカーの電気自動車事情はどうか?
実はアウディ、メルセデス等ドイツ勢を筆頭に、既に日本各メーカーより早く販売が決定、もしくは既に市場に出ています。
アメリカではテスラ社のEV車も続々と新しい情報が入ってきており、2020年代は熾烈な電気自動車争いが繰り広げられる予感がします。
日本では電気自動車といえば日産のリーフくらいしか量産型は販売されていませんが、代わりにハイブリッドモデルが各メーカーラインナップされている状況です。
逆に海外はディーゼルモデルが中心となっていました。
これからの海外(主にヨーロッパ)での厳しい排ガス規制の強化に伴い、日本以上に力を入れてくる海外勢に果たして日本はついていけるのか?
今回は海外勢の電気自動車を紹介していきます!
日本の電気自動車特集はこちら!

テスラ モデル3

今回ご紹介するのは今現在テスラモデル3のラインナップで割と安めのグレード、「テスラモデル3 スタンダートレンジプラス」。
ご存じかもしれませんが外装、内装が共に特徴的で、特に内装のインテリアは他の自動車と比較にならないほどシンプルに、かつ近代的なデザインとなっています。
特徴的なのは15インチの巨大なセンターディスプレイ。
このディスプレイでエアコンの温度管理等の様々な操作をこなしていきます。
物理ボタンが全くないのではじめは戸惑ってしまいそうですね。

車体サイズ
全長 4695mm
全幅 1850mm
全高 1445mm
ミドルサイズで全幅が少し大きいのを除けば扱いやすいサイズ。
運転が苦手な方はセンサーが頼りになりそう。
走行性能
バッテリー容量 55kMh
燃費 WLTPモード 航続距離 409km
最大出力 211kW
最大トルク 350Nm
ハイスペックではないけど、400キロも走れるし、加速も0-100kmが5.6秒と快速ぶりを発揮、トランク容量も542リットル入るので実用性もバッチリです。
メルセデス EQC

高級外車の代名詞、ベンツも電気自動車をぶっこんできました。
既に2020年7月18日から日本でも予約受付をしております。
GLCがベースで作られているようですが、更にEQCは外装が丸みを帯びており、いい意味でエッジが効いておらず、先進的なデザインになっています。
誰もが一瞬でベンツと分かるデザイン。
あんだけエンブレムがデカければ当然か!
車体サイズ
全長 4770mm
全幅 1925mm
全高 1625mm
やはりドイツ勢のSUVは横幅が非常にワイド。
日本では取り回しに気を使いそうです。
走行性能

バッテリー容量 80kWh
燃費 WLTCモード 航続距離 400km
最大出力 300kW
最大トルク 765Nm
化け物クラスのトルクを発揮し、約2.5トンの重量級の車体で0-100kmを5.1秒で駆け抜ける力があります。
果たしてこのスペックは日本という狭い土地で必要なのか?
オーバースペックが好きな方は検討してください。
アウディ e-tron

みんな大好き、SUV!の電気自動車。
日本では既に販売されており、2020年にはSUVクーペの「sportback」モデルの登場も予告しています。
今回はノーマルe-tronのスペック。
デザインは先進的な感じではなく、ガソリンモデルに近い外装、内装になっています。
やはりアウディは落ち着いていますね。
車体サイズ
全長 4901mm
全幅 1935mm
全高 1616mm
ランクルより広い横幅、上記のベンツより一回り大きいサイズ。
最近の欧州SUVは非常にワイド。
走行性能
バッテリー容量 95kWh
燃費 WLTP 航続距離 436km
最大出力 300kW
最大トルク 664Nm
かなりの大柄ボディなのでベンツより加速は悪いですが、バランスのとれた性能になっています。
バッテリー容量が多いので航続距離はかなり長めで、これだけ走行できれば高速を使っても余裕を持って計画できますね。
BMW iX3

名前通り、X3をベースに作られた電気自動車。
SUVではなく、SAVというカテゴリーのようですが、凡人の私には違いが分かりません。
駆け抜ける喜びを強調しているブランドの割にはドイツ御三家で一番走りが低スペックです。
実用性を重視してきましたね。
どうせならセダンで出してほしかった。
車体サイズ
全長 4734mm
全幅 1891mm
全高 1668mm
ドイツ勢としては全幅1900オーバーのワイドボディ達を押さえて1900mm以内にしてきました。
それでもワイドボディには変わりなく、取り回しは苦労しそうなサイズです。
走行性能
バッテリー容量 80kWh
燃費 WLTP 航続距離 460km
最大出力 210kW
最大トルク 400Nm
他の電気自動車と比べると大人しい性能、ただ航続距離は長いので実用性はかなりありそう。
ただ今のところ日本の市場で販売される予定はないみたいです。
残念。
ポルシェ タイカン

ポルシェはやはりポルシェでクーペスタイルの電気自動車をリリース予定。
実用性よりもパフォーマンス重視でいかにもポルシェという感じ。
航続距離は大したことないですが、走行性能は電気自動車でも1番でしょう。
下記のスペックは3種類のグレードの、中間グレードにあたる「turbo」のスペックです。
車体サイズ
全長 4963mm
全幅 1966mm
全高 1381mm
全長、全幅共に日本では大柄な分類に入る車体サイズです。
ポルシェ乗る人は取り回しは気にしないか。
走行性能

バッテリー容量 93.4kWh
燃費 WLTP 航続距離約 450km
最大出力 500kW
最大トルク 850Nm
圧巻の出力、トルクで0-100km加速は驚愕の3.2秒。
上位グレードになると0-100kmは3秒を切り、2.8秒となります。
実用性は分かりませんが間違いなくサーキットではぶっちぎりの性能ですね。
まとめ
日本でも電気自動車の性能や車体サイズはメーカーによって様々でしたが、海外メーカーも個性的なラインナップになっています。
まだガソリンモデルほどEV自動車は流通していないので、どのようなスタイルのEV自動車が流行るか?
各メーカー手探りな状況が分かります。
個体の価格はどれも高額ですが市場に多く出回ってくると、今よりはお求めやすい値段で購入することができると思うので今後に期待ですね!
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