日産アリアが2021年に販売が決定し、ヨーロッパ勢もEV車に力を入れてくるなど、今後数年で大きく車の駆動形態が変わってくる可能性があります。
テスラの株価もあのトヨタを抜いて時価総額が自動車業界で1位となり、ガソリン車が無くなるとは思いませんが、勢力図が変わってきそうです。
そこで今現在販売されている、もしくは近々販売予定の電気自動車で、各メーカーの主力車種の航続距離を比較してみました。
今回は日本メーカーに絞って記事にしています。
海外勢は次回に!
ホンダ ホンダe
2020年中に販売予定のコンパクトEV車。
既にヨーロッパでは販売されています。
外観はホンダらしくかなり独創的なデザインで、賛否両論ありそうですね。
ホンダにはいつまでもぶっ飛んでいてほしいものです。
内装に関してもかなり独創的で、近未来感を漂わせています。
端から端までディスプレイだらけで更にサイドミラーレス。
車体サイズは
全長 3894mm
全幅 1752mm
全高 1512mm
バッテリー容量、走行性能は
35.5kW リチウムイオンバッテリー
燃費 WLTCモード 航続距離283Km
馬力 136kW
最大トルク 315Nm
バッテリーは30分の急速充電で80%充電されるようです。
航続距離は短いですが主に街乗り中心なら全く気にならない容量、高速で出かけたとしても近場の県移動なら充電はいりませんね。
日産 アリア
まさかの横幅制限のある立体駐車場にもギリギリ収まるサイズで市場販売されるようです。
販売は2021年を予定しており、デザインもかなり良く出来上がっており注目の電気自動車となりそうな予感。
更に販売価格は500万程度からになるようで、まだまだ高級車並みに高いですがそれでも他の海外メーカーの同サイズのEV車と比べるとかなりお得感があります。
車体サイズは
全長 4595mm
全幅 1850mm
全高 1655mm
バッテリー容量や走行性能はe-4ORCEと呼ばれる4WD仕様と2WDの2種類、その中でリチウムイオンバッテリー容量が65kWと90kWを選べる仕様になっています。
一番安いモデルで比較してみました。
と思ったらe-4ORCEの性能が物凄いので( )内はe-4ORCEの数値も入れておきました。
65kW 2WD (4WD) リチウムイオンバッテリー
燃費 最大航続距離 WLTCモード 430km (430km)
馬力 160kW (250kW)
最大トルク 300Nm (560kW)
e-4ORCEグレードの値段は発表されていませんがどうせなら高性能なモデルで購入したいですね。
4WDグレードの0-100km加速は驚愕の5.1秒。
トヨタ C-HR EV ※日本未販売
名前の通りC-HRを元に製造しているため、大きな外装の変化はありません。
EV専用のエアロパーツが取り付けられておりますがぱっと見じゃ良く分かりません。
内装も上記2車種と違い先進的なイメージはなく、普通のガソリン車と比べても良く分かりません。
トヨタは落ち着いていますね、優等生ぶりを発揮しています。
車体サイズは
全長 4360mm
全幅 1795mm
全高 1550mm
走行性能等の情報はまだ未確定要素が多いので、正しい情報が出てきたらまた記事にしていこうと思います。
見た目から判断すると外装内装共に使いまわしが多いような気もするので、販売価格はかなり抑えられていきそうな感じはします。
400万以下での販売に期待しましょう。
マツダ MX-30
2020年秋に販売予定、既に公式HPもできあがっていますね。
外装は少し電気自動車っぽく仕上げてありますがマツダ車と一目で分かるデザイン。
内装は近未来的なホンダeやアリアと違い、かなり落ち着いた印象に仕上がっています。
車体サイズは
全長 4395mm
全幅 1795mm
全高 1550mm
走行性能、バッテリー容量は
35.5kW リチウムイオンバッテリー
燃費 WLTCモード 航続距離 200km
馬力 107kW
バッテリーの大きさはホンダeと同じですが航続距離は約200kmと短く、馬力も低めの設定です。
ホンダeは高速道路も難なく走れますが果たしてMX-30はどうか。
街乗り専用と割り切った方が良いかもしれません。
デザインで面白いのが、ドアの開閉が観音開きになっております。
突出した性能、デザインを持ち合わせていない分、販売価格もかなり抑えめであることが予想されます。
先行公開しているドイツでの販売価格は日本円に換算すると約300万。
現在販売されている日産のリーフよりもお求めやすい値段になっているので、電気自動車の普及に貢献できるでしょう。
まとめ
2020年を皮切りに各日本のメーカーがこぞって電気自動車を販売予定であることが分かりました。
日本ではまだ検討しているのかは分かりませんが、今後の環境問題を考えると正しい選択ではあると思います。
各メーカー販売価格もかなり抑えめになっているので後は充電スポットの拡充、分譲マンションでのスポットの拡大を目指して頑張ってもらいたいです。
私はマンション住まいですので、自分のマンションに充電スポットができたら検討していきたいと思います!
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