
2020年の車名別新車販売ランキング、乗用車部門で1位に輝いた「ヤリス」。
普通のヤリスとヤリスクロスを合わせての1位になるので、少し卑怯な気はしますが大人気であることには変わりません。
前回ヤリスの後部座席の比較をしたので、今回は「ヤリスクロス」の後部座席を同サイズのコンパクトSUVと比較してみました!
このサイズとなると、人を乗せる機会が多い方もいらっしゃると思いますので参考にしてなればと思います。
この記事の主な内容は
・ヤリスクロスの後部座席は狭い
・同じサイズのコンパクトSUVが日本車には存在しない
・ヴェゼルやキックスの方が後部座席は快適
ヤリスクロスの後部座席
「ヤリスクロス」のサイズは全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mmとなり、通常のヤリスよりは大きいサイズ。
「ヤリスクロス」はこのサイズのコンパクトSUVとしては最大級のラゲッジスペースを誇り、通常時、390Lもの容量を確保している。
そのため後部座席の広さを犠牲にしており、運転席を正しいドライビングポジションで合わせた場合、170cmの標準男性が座ると拳一つ半位のニースペースしか確保できない。
大人数での長時間のドライブには不向きで、ファミリーカーとしての使用はよく考えたほうがいいでしょう。
質感に関しては通常のヤリスと同じく、コストカットに重点を置いているのでプラスチックが多め。
シートはヤリスより分厚いため、座り心地に関しては良好です。
全高が割と高く、ボディがクーペスタイルのように後部が絞られているわけではないため、頭上の空間も快適でそこまで圧迫感は感じずにいられます。
試乗用で置いてあったヤリスクロスをチェック、デザインは置いといて後席を頻繁に使う方は考え直したほうが良いと思った。 pic.twitter.com/OeTaFrq4x4
— 最終型マジェ4駆の個人タクシー (@V1oovWRVw85gHkX) September 29, 2020
ヤリスクロスと同クラスのSUV
「ヤリスクロス」と同等クラスのSUVは意外にも日本車には販売しておりません。
主な日本車コンパクトSUVを並べてみると・・・
| 車種 | 全長 | 全幅 | 全高 |
| トヨタ ライズ | 3,995 | 1,695 | 1,620 |
| トヨタ ヤリスクロス | 4,180 | 1,765 | 1,590 |
| 日産 キックス | 4,290 | 1,760 | 1,610 |
| ホンダ ヴェゼル | 4,295 | 1,770 | 1,605 |
| マツダ CX30 | 4,395 | 1,795 | 1,540 |
このようなサイズ感となっており、全幅はあまり変わりないですが、全長が100mm程変わってくるのでより小さいSUVを求めるなら天下のトヨタ様一択の状況となっています。
海外勢ともサイズ感を比べてみました。
| 車種 | 全長 | 全幅 | 全高 |
| VW T-cross | 4,115 | 1,760 | 1,580 |
| シトロエン C3エアクロス | 4,160 | 1,765 | 1,630 |
| トヨタ ヤリスクロス | 4,180 | 1,765 | 1,590 |
| ジープ レネゲード | 4,255 | 1,805 | 1,725 |
| VW T-roc | 4,240 | 1,820 | 1,590 |
意外とライバルが多い海外勢。
ただし価格は「ヤリスクロス」が圧倒的に安いのでヤリスクロスを検討しているユーザーは手を出さないでしょう。
私ならこの輸入車の価格帯の予算があるならもう少し図体のデカい日本車のSUVを選択します(笑)
本題に戻り、ライバル車と後部座席の広さを比較してみましょう。
ちなみに比較対象は日本車となっています。
トヨタ ライズ
全長が約200mm短い分、ヤリスクロスより狭いかと思いきや、ラゲッジスペースがヤリスクロスより狭いので、後席の広さは確保しており、運転席をドライビングポジションに合わせた場合、170cm位の男性が座ると膝のスペースが拳1つ半できるスペースを確保。
全長4000mm以下のスモールサイズとしては中々良い広さとなっています。
スモールサイズでこれ以上求めるなら、最近は軽自動車の方が後席は広いのでそちらを選択肢に入れても良いかもしれません。
#山室 店です❢❢
— ネッツトヨタノヴェルとやま株式会社 (@NetzNovelToyama) November 6, 2019
昨日に続きまして・・・#RAIZE(#ライズ)
の紹介✨
どこに座っても
あなたが座ればそこは特等席❣
前席も後席も膝廻りに大きなゆとり!
目的や荷物に合わせて・・
シーンに合わせた空間アレンジ!#ネッツ #ノヴェルとやま #トヨタ #新型 #SUV #アウトドア #展示車 #富山市 #富山 pic.twitter.com/vtjZvEjGfo
日産 キックス
全長がヤリスクロスと比べて100mm程大きく、全高も高いのでゆとり後部座席を確保しています。
170cm位の男性が座っても膝のスペースが拳2個半〜3つ位できる広さ。
後席側のルーフも絞られていないので頭上スペースの広さも十分です。
後席に人を頻繁に乗せる方はこちらか、次に紹介するヴェゼルを選んだ方が無難かと思います。
後席ジュークと比べるとやっぱり広いなぁキックス pic.twitter.com/BZUYOTdSe3
— アミダクジ@2323 (@mig35d_amida) July 5, 2020
ホンダ ヴェゼル
全長がキックスと一緒でヤリスクロスと比べ、100mm程大きく、コンパクトSUVカテゴリの中で最大級の広さを確保しています。
膝のスペースは170cm位の男性で拳が3つ入る程ゆったりとしています。
その分ラゲッジスペースはヤリスクロスとほぼ同等。
販売されてから時間が経過しているので、車自体の設計が古いです。
2021年にフルモデルチェンジ予定ですから、買うなら少し待った方が良いかもしれません。
こういうところも高ポイントです!ホンダの新型車「ヴェゼル」
— hiro (@t_tanutan) January 22, 2014
自在に使えるシートアレンジ。後席の座面をはね上げることで、高さのある空間を生み出す「チップアップ機構」など、Hondaならではのアレンジ pic.twitter.com/HcAHVOwuMn
番外編 VW T-cross
全長はほぼ一緒、しかし気になるお値段はエントリーグレードで100万以上差があるので、実質ライバルではないですが一応調べてみました。
後席の膝周りのスペースは170cmの男性で大体拳2つ位入る大きさ。
更にラゲッジスペースが455Lと大容量となっており、ヤリスクロスとほぼ同じサイズなのに容量、広さ共に上回っています。
ただし内装の質感は300万を超える車とは思えない感じ・・・
まとめ
ヤリスクロスと同等サイズのコンパクトSUVが存在しないため、純粋な比較は難しいですが、ファミリーカーを想定して買うのは良く検討された方がいいと思います。
1人、2人乗車が中心の場合は走行性能も良く、後席を倒せば必要十分なラゲッジスペースも確保できるのでおすすめです!
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