
今回は2018年6月にデビューしたコンパクトカー、カローラスポーツの評価をしていきます。
従来のカローラの印象から良くも悪くも外してきた感じで、とてもスポーティーな外見ですね!
欧州市場も意識して作られており、ライバル社はフォルクスワーゲンゴルフや、ドイツ御三家のコンパクトカー。
実際にも内装の質や走行性能は上記4台と引けを取らない車であり、更に価格も抑えられてるので欧州でも人気車種になっています。
カローラスポーツ
基本情報
カローラスポーツは大きく分けると
・ハイブリッドタイプ
・ガソリンタイプ
の2つがラインナップされています。
特に人気なのはハイブリッドタイプで燃費も走りもパワフル!
更に嬉しいことにガソリンモデルはMT仕様もチョイス可能です。
| モデル | タイプ | 燃費 | 価格 |
| 1.8ハイブリッド ”GZ” | HV | 30.00km/L | 282.5万~ |
| 1.8ハイブリッド ”G” | HV | 34.20km/L | 266万~ |
| 1.8ハイブリッド ”GX” | HV | 34.20km/L | 248.8万~ |
| 1.2 ”GZ” | ガソリン | 18.00km/L | 255万~ |
| 1.2 ”G” | ガソリン | 19.60km/L | 238.5万~ |
| 1.2 ”GX” | ガソリン | 19.60km/L | 220.2万~ |
ハイブリッドタイプとガソリンタイプの差は約28万円。
上位グレード”GZ” 中位グレード”G” 下位グレード”GX” となっています。
ここからガソリンモデルは4WDやMT仕様のモデルの選択ができます。
”Toyota Safety Sense”が全車標準装備となっており、安全性能に抜け目がありません。
その他電動パーキングブレーキ、オートホールド、クルーズコントロールが全車装備。
下位グレードでも装備が充実しています。
車体の大きさ
- 全長 4375mm
- 全幅 1790mm
- 全高 1440mm
カローラっぽくない全幅。
欧州市場を意識してか幅が広がっています。
間違えてその場のノリで買うと痛い目にあいそうですね、必ず試乗してから買った方が良いです。
1800mm以内なのでそこまで取り回しは悪くないですよ。
外装

フロントマスクがいかつい感じでとてもスタイリッシュな印象。
最近のトヨタ車は全部オラオラ系ですね。
個人的には好きですが、女子ウケしそうなのは最近モデルチェンジしたフィット。
フィットは可愛い。
下位モデルでもLEDヘッドライトを装備。
新車を買ったのに古いモデルと勘違いされにくいでしょう。
どことなくベンツAクラスに似ていると思うのは私だけでしょうか?(笑)
最上位モデルは車体に似合わず18インチアルミホイールが装備!

外装の良い所
・ オラオラ系でスタイリッシュ!カローラっぽくない
・ 下位モデルでもLEDヘッドライトが装備されている
・ 3ナンバー化しているので、またまたカローラっぽくない

外装の悪い所
・ 女子ウケはしないでしょう
・ 中位モデルは16インチアルミホイール、下位は15インチ、安っぽく見える
・ いいのか悪いのか、車体がデカくなる、取り回し注意
内装

運転席
ディスプレイオーディオが全車標準装備でカーナビを選ぶ手間が省けます。
Android Auto、Apple Carplayはオプションで選択可能。
カーナビみたいに更新が必要がなく、常に最新の交通情報で快適に運転ができます。
シフトレバー、ハンドル共に全グレード本革、嬉しいポイントですね。
ハンドルも全グレード調整可能です。
たまに軽自動車やコンパクトカーだと付いてなくてイライラしますよね、価格が安いのに頑張っております。
シート操作は電動はなく、全て手動です。
ガソリンモデルはパドルシフトも付いており、ATの退屈な車ライフに刺激を与えてくれます。
日産エクストレイルにも付けてくれ・・・
ヒートシーター、ステアリングヒーターはオプション装備。
内装が近代的でカッコよく、デジタルメーターも見栄えがいいです。
シートの硬さも程々でとてもコンパクトカーとは思えない乗り心地、長時間乗っても疲れません。
後部座席
後部座席はC-HR並みの狭さ。
175cmの私が乗ると膝がぶつかります。
更に内装が黒なので圧迫感がでているのでより一層狭く見えます。
室内ランプがただの豆電球、運転席の内装は素晴らしいのに後部座席には優しくない。
ファミリーカーとして使用するにはちょっと無理がありますね。
トランクの容量は352L。
ゴルフバッグが2つ入ります。
4人1台でゴルフには行けませんね。
ただ普通に買い物する分には十分な広さです。
ハイブリッド車はトランクの高さが高くなり更に容量が少なくなります。

内装の良い所
・ ディスプレイオーディオが全グレード標準装備
・ 内装が近代的でカッコいい
・ とても低価格帯の車とは思えない装備の数々

内装の悪い所
・ Android Auto等が何故かオプション。どうせなら標準にしてほしい
・ 電動シートも選べるようにしてほしかった
・ 後部座席が狭く、運転席と比べるとチープな感じ
走行性能

スポーツと付いているだけに、カーブもキビキビ走ってくれます。
車との一体感が車体も小さめなので抜群!
小さな段差もサスが吸収してくれとても快適です。
詳しくは知りませんが左右独立した制御があるようで、これは高級車では標準のようですが、この価格帯に付いているのはとても珍しいとのこと。
さすが欧州車をライバルにしているだけありますね。
クルーズコントロールも全グレード標準で装備されています。
安全装備とか、クルコン標準とか、オプションの選択の楽しさはないですね。
欲しい所がほとんど標準装備されています、ステキ。
ドライブモードは”エコ” ”コンフォート” ”スポーツ”の3種類が選べます。
オプションで更に5種類のドライブモードに増やすことが可能です。
NSXのようなドライブモード。
ロードノイズも少なく、高速道路でも快適に乗れます。
ただ、加速はハイブリッドでもパワー不足、エンジンが小さいので仕方ないでしょう。
視界性が前方は普通に良いですが、後部はピラーが太く、ウインドウも小さめなので視界不良です。
そのためバックモニターが標準装備、しかしステアリングを動かしてもガイド枠は動きません。
ただのカメラ。
燃費については、
・ ハイブリッド車の実燃費は19~20km/l
・ ガソリン車の実燃費は13~14km/l
ハイブリッド車にしては燃費は余り良くはないですね。
ガソリンに関してもターボが付いているのでリッターの割には良くないです。

走行性能の良い所
・ 運転の楽しさを味わえる、コンパクトカーでは貴重
・ ロードノイズも少なく、あらゆる状況で快適に運転が可能
・ 小回りも効くので取り回しが簡単

走行性能の悪い所
・ エンジンが小さいので加速に苦しむ(一般道は普通)
・ 後部の視界が悪い為、後ろに進みたいときはスポーティーさを失う
・ コンパクトカーのいい所、燃費の良さは余り感じられず
カローラスポーツ 総論
総合的に考えると、いろいろな装備が標準装備されており、全てにおいてお値段以上の質を味わえる車です。
その中でおすすめはハイブリッド中間グレードの”G”でしょうか。
外装も下位グレートよりカッコいいですしね!
上位グレードの18インチアルミホイールも捨てがたいですね、少し奮発すれば感動を得られます。
どのグレードも力を抜いていないので、自分の銀行口座の預金と相談しながら決めましょう。
新車の見積もりの新しい形
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複数の引き取り会社に査定してもらった方が愛車の価値が分かりますよ!
長年乗ってた愛車が高く売れるに越したことはないですからね。
私の場合、10キロ越えのマークXに10万円の査定額がつきました。
ディーラーには廃車と言われていたのですがね・・・
私の上司の場合もクラウンマジェスタを売る時に一括査定をしたら最大20万円程の差がでていましたので、そのまま売らずにまずは一回複数の会社に査定してもらうことをお勧めしています。

